MagicCube Google Homeとシーリングライト

シーリングライト(照明)をGoogle Homeで制御する方法をご説明します。カスタムリモコンはGoogle Homeから制御できず、テレビリモコンの電源ボタンに学習してお使いいただく必要があります。テレビの電源ボタンにONとOFFコードを学習させる方法は以下のAlexa場合と同様ですので、以下の記事をご参考ください。

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学習リモコンで照明を制御可能

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Google Homeの特徴

Google Homeでは同じデバイス名を使い、それを設置した部屋名で識別することにより、同時に全てを操作するか、特定の部屋だけを操作するかを選べます。ここでは3つのライトを書斎、リビングルーム、ダイニングという3箇所に設置しました。それぞれの部屋に1つのMagicCubeが設置されている前提です。これにより以下の操作が可能です。

OK Google、ライトをつけて」: 3台のライトが同時に点灯します。

「OK  Google、ダイニングのライトをつけて」: ダイニングのライトだけが点灯します。

Google Homeには予約語があり、別な名称をつけても、同じデバイスと見なされることがあるのでご注意ください。

 

ライトという名前で登録

HomeMateアプリの中では、それぞれのONとOFFの信号を学習させ、ライトオン、ライトオフという名前で登録しました。

これをGoogle Assistantの中で、ライトという名前をつけて、部屋を書斎、リビングルーム、ダイニングとつけていった様子が以下の青枠です。ここまでで前項の操作ができます。

 

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OFFの指定

お使いのライトのリモコンが、点灯/消灯が交互に切り替わる仕様の場合は、実際は「ライトをつけて」と「ライトを消して」の言葉の差はなく、ON/OFFが交互に繰り返されます。NEC製のライトは独立したOFFボタンがあり、他社のOFFがない製品も、裏メニューで対応している場合があります。裏メニューの使い方は以下の記事をご参考ください。

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OFF専用リモコン

OFFコードが学習できるライトの場合は、例としてライトオフという名称でリモコンを作ります。このオフ専用リモコン「ライトオフ」をGoogle Homeから制御するには、オンと同じ名称または同じと見なされる予約語は使えません。ここでは明らかに別デバイスとして扱われるようにラジオとしています。これはご自由にわかりやすい名前にしてください。

 

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以上により以下の操作が可能です。

OK Google、ラジオを消して」: 3台のライトが同時に消灯します。

「OK  Google、ダイニングのラジオを消して」: ダイニングのライトだけが消灯します。

 

HomeMate変更後の同期

HomeMateアプリで新しいリモコンを追加するなどの操作を行った後は、Google Homeへ「OK Google、デバイスを同期して」という命令で同期させることができます。

予約語

ライトと同じデバイスとして扱われる予約語には電灯、明かり、照明、電気などがあります。Google Homeからは同じデバイスとして見なされるのでご注意ください。

まとめ

部屋を識別できることで、Alexaよりもかなり便利に扱えます。Alexaとは併用できますので、AlaxaとGoogle Homeでお互いを補完する使い方も工夫できます。