今さら聞けないGoogle Homeとアシスタント(第二回)

Google HomeとMagicCubeは一心同体

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Google Homeの音声コマンドで便利なのは、主に以下の3種類です。リモコンを手に取ることなく操作できるのは非常に便利ですが、実際には細かい操作を音声で何度も繰り返し行うのはかえって煩雑になるばかりで、音声コマンドで行うこと、センサーやタイマーなどで自動運転させること、スマホアプリ(ORVIBO Home)のUIで手操作することを、うまく適材適所で効率よくお使いください。

ORVIBO Homeの対応状況

過去記事でご紹介したような、非対応の機器をTVリモコンの電源ボタンで行うようなトリッキーな方法は、もはや必要ありません。

1. 照明( シーリングライト)

各種メーカーのプリセットが追加されており、日々追加や改良を行っています。

2. エアコン

オン・オフだけでなく、冷房・暖房の指定、温度の設定に対応しています。以下のような自由度の高い命令が可能です。

OK Google、ベッドルームのエアコンをつけて

OK Google、ベッドルームの暖房をつけて

OK Google、ベッドルームの冷房を20度にして

3. テレビなどのAV機器

プリセットにない場合は学習したものもGoogle Homeで使えます。

部屋ごとにGoogle HomeとMagicCubeを配備する

Google Homeには部屋の概念があり、どの部屋に置いたかを設定しておくと、どの部屋にいても、近くのGoogle Homeに対して、「OK、Googleリビングルームのエアコンをつけて」というように指示をすることができます。ご自宅のすべての部屋に1個ずつGoogle Homeを設置すれば、家全体がどこでもコマンドを受け付けるGoogle Home化されます。Google Home Miniは各種のキャンペーンなどで安売りされることも多いのでお得に複数をお求めください。こうして各部屋に設置するGoogle Homeと一緒に、MagicCubeも設置することで家全体のスマートホーム化が完成します。

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Googleアシスタントのルーティン機能

音声コマンドで1つ言うだけでアシスタントが複数のタスクを行ってくれるのがルーティン機能です。標準でプリセットされている「おはよう」「おやすみ」「出かける」「ただいま」「仕事に行く」「家に帰る」にある、照明やコンセントの操作、室内温度の調節などの機能が、MagicCubeをGoogle Homeと一緒に各部屋に併設することで、フルにご利用いただけるようになります。これで玄関で近くにあるGoogle Homeに「OK Google, ただいま」と発声するだけで、家中の家電が一度に操作できるのです。

 

※ルーティン設定の仕様が変更になっております。ORVIBO HOMEアプリでMagicCube(Magic Dot)の機器登録において、テレビの電源ボタンに学習したリモコン信号はGoogle Homeアプリ上で手動でオン/オフは操作できますが、ルーティンの設定では、「照明やコンセントの操作」に表示されません。テレビの電源ボタンに学習したリモコン信号は、予めORVIBO HOMEアプリのシーンを作成して、ルーティンでは、「シーンの操作」を選択する様にしてください。

Google Homeアプリで音声のみで操作する場合は、「ライト」を選択していただき、リモートコントロールのコピーで、リモコン信号を学習させることで、ルーティンの「照明やコンセントの操作」を選択して音声操作が可能になります。その場合は、Google Homeアプリでは手動での操作はできません。

(2020/12/09)

 

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